受験英語の流れは、3つのフェイスに分けられると思います。
「核」となる参考書は、少ないほうがよいと思います。
第一期 | 第二期 | 第三期 |
英文法中級までやる段階 | 英文解釈の段階 | 長文、過去問の段階 |
単語 | 単語 | 単語 |
(1)英文法を中級までやる段階。
最初に、自分から、品詞の話や、各文法項目のポイントを説明します。
その後、『英文法レベル別問題集1~4』(東進)を使います。
レベル1は高校入試で構成されています。中学英文法は深い。品詞を徹底的に意識するように、指導しますので、その意識で中学~高校英文法を再構築してください。
中学の復習からシームレス(seamless)に使える参考書は、この本しかありません。動画もあるので、復習しやすい。
■必要であれば、『中2英語をひとつひとつ分かりやすく』『中3英語をひとつひとつ分かりやすく』を参照してください。
文法は、最初から完璧でなく、うすい刷毛塗りを繰り返すイメージです。
易から難です。
(2)スタンダードな英文解釈本をやりこむ段階。
『英文解釈の技術70』を使います。これは、英文法から英文解釈への移行が実にスムーズに接続されていて(第五文型の説明は、神!)、問題集選定の上で、一番感動した本の一つです。
これを母艦にして、必要であれば、竹岡の『英文熟考』の一部(下巻の名詞構文よいです。)で補強します。
難関大学志望者は、『ぽれぽれ英文読解50のプロセス』がよいと思いますが、やりきるのに、時間がかかりますので、志望校にあわせて、相談して戦略ねりましょう。
(3)長文での問題演習。過去問。
これは肘井のSolutionシリーズや関先生のものがよいと思います。(強い指定教材はないです。ただ新しいものがよいと思います。)音読を続けると、読むのがはやくなります。
過去問は、各大学に合わせて。
■期間的目安
生徒の習熟度によっても違いますが、(1)(2)の期間にそれぞれ三ヶ月ずつ。合計半年。
■『総合英語』の活用
英文法の「見取り図、地図」が頭の中にできてくると、「あ、これは覚えてないけど、総合英語のあそこにあったな」とか、うろ覚えで、引けるようになります。そうすればしめたものです。
分からない箇所があれば、指導者にきく、もよいですが、自分で調べる、「あたり」「仮説」をつけてからきくと、さらに記憶に残ります。
また週に1.2回指導者がいるときだけだと、時間がもったいないです。
この『総合英語』が、よれよれになってくると、英文法はしめたものです!
(『総合英語』のオススメは『Vision Quest 総合英語Ultimate』。紙質がよく、引きやすい。青チャートはなぜか索引が弱い。)
■英単語
これは、『システム英単語』シリーズがよいと思います。
おすすめは、情報カードを使った暗記方法です。授業で説明します。
無印の『シス単』終わったら、『速読英単語 上級編』。
これで普通の受験生は時間おわると思います。
■「絶対やるべき参考書」を確実に自分のものにする!
英語では『絶対やるべき参考書 マスト』と『やったほうがいい参考書 ベター』とがあります。
受験勉強はかぎられた時間の勝負です。
優先順位をつけて、核となる『絶対やるべき参考書』を繰り返して『核 コア』にして、身につけましょう。
(※『この参考書やりたい!』という希望があれば、相談にのります。)
■授業は、Skypeを使ったオンライン形式になります。
■初回学習相談、無料! ラインやメールからお問い合わせください。
受験で気になること、勉強方法、コースについての質問、その他、相談にのります。 LINEかメールで問い合わせてください。
■料金表
コース | 月謝 |
大学受験 90分✕週2回 | 2500✕9=22500 22500円 |
■夜遅くない時間に授業をお願いします。
人間の判断の回数は、一日35000回と呼ばれています。夜になるほど、「決断疲れ」が発生します。学校で授業が終わって、すぐくらいに、一回、週末のお昼間一回、という具合に授業時間を決めていただけるとベターです。
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